玄関のドアを開けると懐かしい我が家の匂いがした。(ここには牛の臭いもないし?)
真っ先に植木の様子を確認する。 シクラメンは出掛けるときには小さな葉っぱが数枚しかなかったのに、増えて大きく なっている。『10日間水やり不要』は良い仕事をしてくれたようだ。他も皆、元気だ。 10日間の留守番の褒美に、たっぷりと水をやった。 『あんた、よく行ったね、ほんまに偉かったね』 と喜んでいた。 ニュースを見ながら弁当を食べて一服する。ニュースでは、米ニュージャージ州の ハリケーンのことが報じられていた。インドで見たニュース番組では連日祭りの話題 ばかりだったので、国内外共にプチ浦島太郎状態だ。 それからバスタブに湯を張って入浴をする。体重を測ると2㌔減っていた。 少し昼寝をして、起きたら隣の人に土産を届けよう。 やっぱり我が家が一番。 お疲れ様。 #
by indo_cat2
| 2012-11-24 17:20
帰国後の数日間は、ふとインドの臭いを感じることがあった。こんなところでする筈も
ないのに。彼も台所で、街角で、牛のあの臭いを感じたと言っていた。 私はインドの夢もよく見た。 あれから一ヶ月。そして、あと一ヶ月でクリスマス。 日本は日々冬に向かっているが、インドでは変わらず裸足で過しているのだろうか? 皆、今頃どうしているだろう? 義父はやっぱり居間に座ってテレビを見ているだろうか?義母はチャパティを捏ねて いるだろうか? 今は祭りの休暇が終わって、義弟と坊やは仕事と学校が始まっていることだろうが、 私はあの家の平常日の様子を知らない。 Kちゃんは、また坊やの悪戯に『アラーッ!』と巻き舌で怒鳴りまくっているだろうか? 私との別れに、大きな目にいっぱい涙を溜めて泣いてくれたKちゃん。 私のPC机の上には、従兄弟達と写した写真が飾ってある。 という。 私の場合、行く前は行きたくないと思っていた。ただ、行くからにはなるべく先入観は 抱かないようにしていた。行ったこともない国のことを、好きだとも嫌いだとも思いたく なかったから。 しかしながら、旅を終えた今、また行きたいかと問われれば、やっぱり行きたくない。 行く前から行きたくなかったし、その気持ちは行く前と行った後で何も変わることは なく、好きにも嫌いにもならなかった。 日本にもダメなところはたくさんあるが、日本の素晴らしさを実感した旅でもあった。 やっぱり飛行機が苦手なので海外旅行は遠慮しておくが、次回、同じ資金と労力を 費やすとしたら別なところへ行きたい。 #
by indo_cat2
| 2012-11-24 17:15
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